サウナカー内装へのこだわり
サウナを楽しんでいただくに当たり、私たちは美しさや実用性を兼ね備えた内装が必要だと考えています。
入っていて気分が上がり長期間使える上質な内装をこだわりを持って製作しています。
サウナカー内装木材について
サウナ室内部に使う木材は、触った感触の良さや自然素材である安心感・見た目の良さの他に、膨張収縮作用がとても重要な要素となってきます。
木は呼吸をします。「呼吸をする」というのは私たちのように吸ったり吐いたりするわけではなく、周囲の温度・湿度に合わせ空気中の水分を吸収したり放出したりすることを意味しています。
木は切断され木材として加工されても「呼吸」を続けます。
乾燥した木材は湿気の吸収・放出を繰り返し周囲の湿度の調節をしています。つまり周囲が乾燥している状態では、木の中にある水分を放出し縮み、湿気の多いときには吸収して膨らみます。
サウナの内装用の木材を選定する際にはこの膨らみ・収縮を考慮した材質選びが必要になります。また設計時にはサウナの高湿度を見越して”遊び”を持った設計にすることが必須となります。
弊社では膨張収縮作用に加え、弾力性・保湿性に優れた「レッドパイン(欧州赤松)」を採用。レッドパインはなめらかなさわり心地と、弾性がある柔らかな材質で歩くときの衝撃を和らげてくれる足腰に優しい木材です。加えて見た目にも美しい木材であり、年数が経過することにより徐々に赤く色づいて行き、5年ほどでつややかな飴色になります。
私たちは試行錯誤の上この木材を採用し、確かな設計でサウナの高湿度下でも割れが少なくきれいな木製内装を実現しました。